ベンチャーに転職してわかった、大企業に居続けるだけで視野が狭くなるということ

僕は新卒で大手通信系SIerの会社に入社し、その後転職していくつかのウェブ開発系のベンチャーを経験してきました。

いろいろな会社を見てくると、大手とベンチャーでまったく文化や雰囲気が違うということに驚きます。

 

無駄なしがらみ

僕が最初に就職した大手の会社は、もう日本のこれぞ大企業!っといったイメージ通りの会社で、目上の人には敬語はもちろん、エレベーターの乗る位置、挨拶、飲み会は年下が主催してビールを注ぎに行く、などを気にしなければいけないといったような感じでした。

まあ各自スタンスが決まっている分、役割も明確になるのでそれはそれで楽だったりしますが、気にしなければいけないことが仕事以外になる比率がベンチャーに比べて高いです。

 

仕事のスピード感

業務内容でいえば、メールやFAXを送る時は上司の承認が必要だとか、仕事が残っていても経費削減のために残業してはいけないとか、分業制でルーチンワークになりがちで自分の業務が何に関わっているのかわからない、という非効率なことも多いです。

仕事は次々に降ってくるので、やることはあるのですが、毎日なんとなくそれをやって時間を潰している、といったほうが正しいかもしれません。

また、細かく分業化されているので、先にあの人があれをやらないと次に進めないので待機する時間、というのもありました。

 

その点、ベンチャーはスピードが早いです。

自分の仕事量がそのまま会社の売り上げに直結することも少なくありません。

また、人が少ないということは細かく分業するほど人員もいないので自分が一連の流れを全て担当することもあり、手を止めている暇はないのですが、その分仕事にもやりがいを感じて進められることも多いです。

 

決められた環境の中で働く危険性

大企業は不便なことや非効率なことが多々あるのですが、そこにずっといると慣れてきて、だんだん家族のような感じになり、居心地が良くなることもあります

何も考えずにできる作業の繰り返しになると、とりあえずこれでお金が貰えるんだからいいか、という考えになってきます。

 

日々のルーチンワークのような誰でもできる仕事というのは年をとってから家族のために仕方なく働こうと考えたときにでもやれば良いことだと思います。

いろいろ吸収できる若いうちにこのまま仕事をしているのはもったいないし、いざ転職を考えた時に他の会社でも通用するのかといったらそんなことはありません

 

いろんな会社を経験してきたいまだからこそこんなことを言えるのですが、当時はそのような問題にすら気づいていませんでした。

僕はたまたま別の職種を経験したくてたまたま転職を決めたのですが、それが結果、良い方向に進みました。

 

そうでなければ、何かの理由で30半ばになってから初めて転職することになっていたとしたら、大企業と他の企業とのギャップに面食らっていたかもしれません。

 

いざ転職してみると、

「俺、実はぜんぜんダメだったじゃん。」

ってなることもあると思います。

 

大企業にいると、その組織の中で勝ち上がっていける人でも、自分の本当の実力ではなく、ちょっと上司に気に入られていたからとか、真面目に仕事していたからとか、他に候補がいなかったからとか、運で成り上がる人もいます

そして自分は人よりできるのかもしれないと勘違いしてしまうのです。

そんなことが実際に起こっているし、よく大企業には無能な上司が多いって言いますよね?!

(もちろん本当に優秀な人もたくさんいます。)

 

合う人とっては楽だしずーっと大企業に居続けるならいいけど、そのまま逃げ切れることはほとんどないから転職するなら早いうちに経験しておくほうがいいよなあと感じる今日この頃なのでした。

 

 

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