株で長期投資をする銘柄選びの4つのポイントと実際に買った7銘柄を公開(株式投資奮闘記 その2)

この記事の続きです。

これから株の長期投資を始めます。始める理由とメリットやデメリット(株式投資奮闘記 その1)

 

前回は、長期投資をするメリット、デメリットなどの前提の話でしたが、今回は実際に株を買うところです。

先に言うと合わせて200万円分ほど買いました

実際にお金が動くのでここからはリアルな株取引のようすになります。

 

僕が選んだポイント

長期投資をするにあたってまずは銘柄選びです。

僕が選ぶときに気にした3つのポイントは以下。

 

大きく上下していて、その頻度が多い

株価は上がったり下がったりを繰り返して波打っているので、その波が大きくてメリハリがあるほど今後の流れがつかみやすく、大きく利益を取りやすいです。

株価が動かない銘柄だと、買ってもなかなか利益をつかめません。

 

1年に何度も上がったり下がったりを繰り返している銘柄はそれだけ早く利益確定ができ、次の銘柄に資金を回すことができるので、短期間で大きく波を打っている銘柄を選びました。

 

例えば、以下はパイオニア (6773)の過去3年間の週足チャート

 

これをみると過去3年間で大きな山を3つか4つ、最大で150〜400円まで上下しながら描いているのがわかります。

もし仮に200円から300円まで取れたとしたら、株価は1.5倍、100万円があれば150万円になる計算です。

 

そもそもぜんぜん動かない銘柄もあるので、せっかく同じ金額を投入するならこれくらいの値動きがあって、大きな利益を得られるポテンシャルのある銘柄を選んだほうが賢明だと思います。

 

以下は、大平洋金属 (5541)の過去3年間の週足チャート

こちらも300円から400円付近の間を行ったり来たりしています。

 

過去のチャートを見て現在低い位置にいる

今度は現在の株価がどうなっているかを見てみます。

いくら株価が大きく動く銘柄であっても高い位置で買うと損してしまうため、過去の動きと比べて現在低い位置にいるかどうかを確認します。

 

パイオニア (6773)の過去3年間の週足チャートで見ると、現在は過去3年間で比較的低い位置で推移していることがわかります。

 

いくら良いニュースが出ているからといって、株価が加熱しているところで買うとかなりの確率で損するので上のほうでは買わないようにします。

 

大平洋金属 (5541)の過去3年間の週足チャート。

こちらも同様に過去でもっとも低い位置を推移しています。

また、過去の安値に並ぶと上がることが多いということもわかります。

 

東証一部に上場している

個人的には東証一部の銘柄しか買いません

考えようによってはマザーズの銘柄のほうが激しく動いて一獲千金は狙えるかもしれませんが、1年後にはその会社がどうなっているか想像しづらいことや、参加している人が少なく、動きが読みづらいです。

 

参加している人が多いほどチャート上の山は綺麗に描かれて先が読みやすいし、参加する人がいなくなって動きが止まるということも比較的少ないので東証一部に絞ります。

そもそも東証一部だけでも何千と銘柄があるので、これくらいあれば選ぶには十分だと思います。

 

買った銘柄一覧

以上のポイントから厳選して、実際に買った銘柄は以下です。

どの銘柄も30万円分になるよう調整し、均等に分散して、2017/06/19 の朝に実際に買いました。

銘柄コード 銘柄名 約定価格 × 株数

2286 林兼産業 841円 × 300株
4406 新日本理化 155円 × 2,000株
4651 サニックス 216円 × 1,400株
5541 大平洋金属 282円 × 1,000株
6316 丸山製作所 1782円 × 200株
6773 パイオニア 206円 × 1,400株
7122 近畿車輛 2545円 × 100株

 

全て合わせるとだいたい200万円分

自分にとってそれなりに無視できない大事なお金なので、本気でやらなければなりません。

 

銘柄は2時間ほどで探しました。

たぶんもっと良いのがいっぱいあると思うんですが、また時間のあるときに見ながらもっとお目当ての銘柄を発見したら、ようすを見て入れ替えるかもしれません。

まずはこの戦陣でスタートします!

 

今後の予定

今後のざっくりした予定やスタンスとしてはこんな感じで考えています。

 

もし下がったらどうするのか?

下がっても損切りせずにひたすら待ちます。

そもそも割安な銘柄を購入したと考えて、塩漬けになっても上がってくるのをひたすら待ちます。

そのために上下している銘柄を選んだというのがあります。

 

どうせすぐには使わない資金なので、何年持っていても問題ないというスタンスで、時間を味方につけ、気長にやっていこうと考えています。

 

どれくらいの期間持ち続けるの?

だいたい半年から3年くらい待つ気持ちでやります。

もちろん明日からすぐに上がって1ヶ月後に利益確定できるのが一番だと思いますが、なかなかそううまくいくものではないのでどっしり長期戦だという構えでいきます。

 

上がったらどこで売るか?

だいたい伸びているのが止まってきたなと思ったときか、過去のチャートの高い位置の付近まできたら売ります

具体的なところはチャートの形を見て雰囲気で決めようと思います。

 

基本的には欲張らず、確実に利益を守るスタンスでいこうと考えています。

儲かっているとまだまだ上がるんじゃないかと思ってしまうんですが、この欲望に勝てるかどうか……。

 

まとめ

そんな感じで、やっていきます。

実際のところ結構、雰囲気です!(笑)

 

たぶん売買タイミングを数値化して機械的にマニュアル化しようとしたら条件がたくさんありすぎてまとめるのに何年もかかるし、常に市場は変わるのでメンテナンスが必要になります。

それよりはいっぱいチャートを見て、自分の中に感覚とセンスを養っていくのが早いのかもしれません。

 

これが正しい方法とは限らないし、だからどうなるかは誰にもわかりませんがこれがうまくいけば一生モノのスキルになると思うので、まずはこれを信じてやってみます。

 

定期的に結果報告していくので自身のトレードの参考にしてみてください!

 

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以下の記事に続きます。

早くも利益が! 2週間前に購入した7銘柄はあれからどうなっているのか?(株式投資奮闘記 その3)